ジジバカの一年

| | コメント(6)

D70_106005.jpg我々には二人の娘がいて数ヶ月ちがいで結婚し、昨年、またも申し合わせたように、8月と11月にそれぞれ女の子を出産した。短期間のうちに、二人の孫娘に恵まれることになった。我が家で産後一ヶ月余りいたこともあり、たくさんの写真を撮った。寝ている時、泣いている時、母親に抱かれている時、そのいずれのしぐさもすべてがかわいく見え、写真を撮り始めるとなかなか終わらない。何年か前に流行った孫の歌の冒頭の歌詞がそのまま当てはまっている自分がそこにあった。娘が自分の家に戻った後も、我が家に遊びに来るたびに、また、なにかと理由をつけて娘の家に行き、レンズを向けた。

 

通常は、撮った写真は2,3回の削除を繰り返し、残しておくのは3割ぐらいだが、孫を撮るとどれもがかわいいので、なかなか削除できず、そう大きくない私のPCのハードディスクの残容量も見る見る少なくなってきた。

以前から、孫が生まれたら、写真集という形で孫の成長を残したいとかねがね思っていた事もあり、妊婦姿を含め誕生から、一歳のお誕生会までを一冊にまとめた。一人目のは8月に、二人目は11月に完成した。だが、この作業が以外にも大変であった。何百枚、いや何千枚の中から選ぶことが、である。

 

やっとできあがった写真集はせいぜい10数ページで50枚ほどではあるが、それぞれの孫の一年の成長がはっきりと写っていて、その孫を取り囲むみんなの愛や、やさしさや、よろこびや、いつくしみ等がぎっしりと詰まっているのが感じられて、おもわず見入ってしまう。ほとんど自己満足の世界ではあるが。でも見終わった後は不思議になにかエネルギーをもらったような気がする。

写真集のタイトルは、それぞれの孫の名前の一年としたが、一方、私にとっては、孫という宝物が放つ「光」を、下がる目じりで「観」てきた一年で、さしずめ、親バカならぬ、「ジジバカの一年」と言えようか。今後とも、このバカぶりは衰えそうにもない。

コメント(6)

事務局のオカモトです。

水原さん、この記事をアップされるためにブログと格闘されていたのですね〜
いや〜・・・「ジジバカ」最高です!

実は私の弟夫婦のところの姪っ子が“すず”という名前で、なんだか他人事とは思えませんでした(T▽T)
ええ、そうです「叔母バカ」炸裂して数年ですww


この写真集は間違いなくお孫さんたちの将来の宝物ですね!

一方の水原さんにとっての宝物であるお孫さんたちが放つ「光」を定着せんと、
写真に熱心に取り組み続けた水原さんの姿勢の片鱗を、
この倶楽部の活動を通じて拝見させていただいてきたことを、
改めて有難く、そして素敵なことだと感じています。

これからも「観光」ご一緒できることを楽しみにしています!

オカモトさん、
コメントありがとうございます。
親とちがって、責任がない分、気楽にバカになれますよね。
これからもレンズを通して彼女らの成長を見て行きたいと思います。

いや、事務局の皆さんのお世話のお陰で、「観光」を楽しむ事が
できています。これからもいろんな「光」を「観」ていきたいと思います。

菅原一剛です。
なんだかんだとバタバタしていて、コメントが遅くなってしまったのですが、
この写真集、すてきですね。
こうやって、撮り続けてきたものがひとつのかたちとなって本となり、
瞬間という時間が、永遠の時間に変わっていくのですから、
やはり写真はすてきです。
そして何よりも、水原さんのお孫さんに対する愛情が
表紙だけでもしっかりと伝わって来ます。
どうやら、思いはしっかり写るということですね。
いつか、機会があったら、ぜひこの写真集見せて下さいね。

これからも「観光」しまくりましょう。

水原です、
部長からコメントいただけるなんて、感激です。
ありがとうございます。
そうですね、PCに何千枚とあっても、やっぱり、部長が
たびたびおっしゃるように、ひとつの形にすることで思いも
凝縮するように思います。今回の都庁での写真展同様です。
写真集ぜひ見てください。
(と、言うこと自体、ジジバカ丸出しですが。)

写真集本当にありがとう!
ジジバカなじぃちゃんのおかげで、日々成長して変わっていくすずのその時々の表情を思いかえす事ができます。
今は夫婦の宝物だけど、将来すずの宝物となるでしょう。
二十歳の成人式を迎えるころには20冊の大全集をすずに渡したいとおもうので、よろしく(笑)
これからも元気でたくさん写真を撮ってね!

ジジバカじいちゃんです、
毎年一冊!?、一年一ページ、成人式に20年分まとめて
20ページの一冊でご勘弁願います。