事務局も何とか準備を終え、
額装された写真たちに囲まれて明日を待つばかりとなっています。
今回の写真展については、メディアでもいくつか記事にしていただきました!
こちらは11/20のサンケイエクスプレスさんの記事です。
私たちが日々の観光で見つめてきたあたたかい光を、
少しでも多くの人たちと共有できる写真展になりますように!
我々には二人の娘がいて、数ヶ月ちがいで結婚し、昨年、またも申し合わせたように、8月と11月にそれぞれ女の子を出産した。短期間のうちに、二人の孫娘に恵まれることになった。我が家で産後一ヶ月余りいたこともあり、たくさんの写真を撮った。寝ている時、泣いている時、母親に抱かれている時、そのいずれのしぐさもすべてがかわいく見え、写真を撮り始めるとなかなか終わらない。何年か前に流行った孫の歌の冒頭の歌詞がそのまま当てはまっている自分がそこにあった。娘が自分の家に戻った後も、我が家に遊びに来るたびに、また、なにかと理由をつけて娘の家に行き、レンズを向けた。
通常は、撮った写真は2,3回の削除を繰り返し、残しておくのは3割ぐらいだが、孫を撮るとどれもがかわいいので、なかなか削除できず、そう大きくない私のPCのハードディスクの残容量も見る見る少なくなってきた。
以前から、孫が生まれたら、写真集という形で孫の成長を残したいとかねがね思っていた事もあり、妊婦姿を含め誕生から、一歳のお誕生会までを一冊にまとめた。一人目のは8月に、二人目は11月に完成した。だが、この作業が以外にも大変であった。何百枚、いや何千枚の中から選ぶことが、である。
やっとできあがった写真集はせいぜい10数ページで50枚ほどではあるが、それぞれの孫の一年の成長がはっきりと写っていて、その孫を取り囲むみんなの愛や、やさしさや、よろこびや、いつくしみ等がぎっしりと詰まっているのが感じられて、おもわず見入ってしまう。ほとんど自己満足の世界ではあるが。でも見終わった後は不思議になにかエネルギーをもらったような気がする。
写真集のタイトルは、それぞれの孫の名前の一年としたが、一方、私にとっては、孫という宝物が放つ「光」を、下がる目じりで「観」てきた一年で、さしずめ、親バカならぬ、「ジジバカの一年」と言えようか。今後とも、このバカぶりは衰えそうにもない。